トイレ便座からの水漏れ
2010.07.01
10年以上使っているウオシュレット(SB-TCF660)が操作部下(水供給ホース部)から、突然に漏水した。
一日に50cc程度なのでコップを置いてしのいだ。
調査開始
電源を抜き、水栓を回して止めた。
便座は右コード横の四角いボタンを押すとロックが解除され、外れる。
横にしたり立てたりできるようになる。
水漏れ箇所は、操作部の下にある左の丸いものからだ。長方形のものが取っ手で、緩む方向(反時計方向)へ回す。
上写真の左側に水ホースとの接続部がある。
ネジを回して外してみるとこんな部品だ。上が取っ手。
パッキンの劣化は認められなかった。
また、パッキンだけを交換すれば直るのだろうが、 TOTOのWebショップを見たらあった。168円だ。
機器名は、SBを入れずTCF660だけで検索する。
また、現在販売しているTCF660の、水回り部品はこれだけだ。
TOTOのWebショップでストレーナー(D43052WR)を購入。
送料込みで693円。3日で届いた。
部品(ストレーナー)交換したが、水漏れが止まらない。
トホホ。しかし、量は1/10に減り5cc程度/日になった。
量が減っていることから対策は間違ってはいないと推測。
ストレーナで気になることは、大きなOリングを入れる溝幅が広いことだ。
上の赤い紙上のストレーナー写真でも2センチ目盛り付近でOリングがブカブカなのが分かる。
写真は、旧品だが新品も同じだ。メス側ネジが何かの拍子に変形すると水漏れしやすい構造だ。
そこで、大きなOリングの取っ手側(外側)溝に糸を7、8回巻いてみた。
Oリングが上写真の上下方向へ動きにくくするためだ。
ストレーナーをネジ込むときの抵抗が少し増えたのを感じながら、再取り付けしたら、水漏れが15分に一滴になった。
対策として間違っていないのが推測できたので、糸を30センチ追加した。
再取り付けで、漏水は止まったかに見えた。
巻いた糸
普通の綿糸なで強度が気になるが、Oリングの外側についているので水には浸からない筈だ。
対応方法はわかっているので、しばらく様子を見てみよう。
しかし、3日目に再度水漏れ。
日に数滴だがもれる。
糸の他に、プラ系糸も試みたが同じく、漏れが止まらない。
確認はできなかったが本体側にヒビが入ったのであろうと推測できる。
そういえばストレーナーを外すときに力が必要だった。異常に固かった。
諦めてオウシュレットを交換、ついでに便器を大型にすることにする。
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